INTERVIEW

Kakedas利用者の声。
営業・研修経験を活かし、学生支援の仕事にチャレンジできる喜びと面白さ
KakedasWorksを利用されたキャリアコンサルタントの声をお届けします。

新卒で製薬会社に入社後、営業や労働組合専従役員など、さまざまな仕事を経験されてきた速水さんにお話を伺いました。KakedasWorksを通じて、もともと興味があった講師業や、はじめての採用業務の仕事にチャレンジされています。KakedasWorksでの仕事が「とても面白い」とお話される速水さんに、登録したきっかけや、利用してみて思うKakedasWorksの魅力を伺いました。
今回インタビューした方
速水 慎也 さん
2004年に新卒で製薬会社に入社後、約10年ほど営業職を経験。2015年に労働組合の専従役員を務め、人事労務・キャリア研修に携わった後、2017年に人材開発部へ異動。2019年より再び営業職に従事し、現在に至る。Kakedasへは2023年に登録し、本業の傍らで、兼業としてガイダンス講師・採用業務の案件を請け負う。

プロフィールについて、お教えください!

速水慎也と申します。新卒で入社してから約20年程、製薬会社で営業や人材育成など、多岐にわたる仕事を経験してきました。現在は本業の傍ら、兼業としてKakedasWorksを通じて大学生向けのキャリアガイダンス講師の仕事や高校訪問の仕事を経験させていただいています。

製薬会社での経験としては、営業職として働いてきた期間が長いのですが、キャリアの中では新人や若手の育成に関わる機会も多くありました。例えば、学生インターンシップの受け入れがあった際に、先輩社員として話をする機会も多くありました。今振り返ると、若い頃から「人の成長をみる」ことに興味があったように思います。

また、労働組合の専従業務を行っていた時期もあり、そこから人事労務や人材育成やキャリア等について考える機会も多く持つようになりました。それまで営業しか経験したことがなかったのですが、研究職や開発職といったさまざまな方からキャリアに関する話を聞く機会があり、その時にはじめてキャリアコンサルタントの資格取得に興味をもちました。今から約10年ほど前だったと思います。

実際にキャリアコンサルタントの資格をとられたのは、何がきっかけだったのですか。

実際に取得にいたるきっかけがあったのは約2年前です。ちょうど40歳になったこともあり、それまではどこか他人事と感じていた早期退職優遇制度の案内が目にとまり、自分もそろそろキャリアについて考えないとまずいと思ったことを覚えています。

それまでのキャリアを振り返ってみると、さまざまな仕事を経験してきましたが、中でも人材育成の研修担当として研修やガイダンスを行う仕事が好きだったことを思い出しました。労働組合時代にキャリア研修をした経験や、営業時代にプレゼンもしていた経験など、過去の経験が全部繋がって感じられました。

以来「研修や講師の仕事をしていけたらいいな」と漠然と思うようになり、キャリアについても体系的に学び知識・スキルを体得したいと思ったことから、キャリアコンサルタントを取得するに至りました。

Kakedasに登録したきっかけについて、教えていただけますか。

登録したのは、知り合いがシェアしてくれたKakedas代表の渋川さんのSNS投稿を読んだことがきっかけです。本当に偶然でした。

元々「学生支援をしたい」という想いがあり、資格取得後にそうした仕事を探すためにいろいろなところに登録したのですが、なかなか案件が見つかりませんでした。また、友人がキャリアコンサルタントの仕事をしていたこともあり、案件を紹介してもらうこともありました。ただ、条件として実務経験が求められる案件が多いことに加え、兼業として行うには曜日や時間が難しいものも多く、なかなかフィットする案件に出会えませんでした。

そんな折、たまたま会社の後輩がKakedasの記事を送ってきてくれて、読んでみて「面白そうだな」と思い、すぐに登録しました。その後しばらくは何もなかったのですが、Kakedas主催の忘年会でいろいろな方にお会いできたことは大きかったですね。フレッシュさといいますか、新しい発想でいろいろな取り組みをしていこうという熱い想いを持った人たちが多い会社だと知ることができました。

それから、KakedasWorksというサービスがリリースされて、Kakedas登録者向けにキャリアコンサルタントの資格を活かせる仕事の情報がメールにて案件が届くようになりました。本業以外の時間をどうしていこうと考えていた折に、Kakedasから「大学生向けのキャリアガイダンス講師募集」という案内が届き、タイミングがよかったこともあり応募してみることにしました。

実際に案件に応募されてみて、いかがですか?

現在、応募したプロジェクトで大学生向けのガイダンス講師を行っていますが、とても面白いと感じています。

講義の中で学生に向けて自分自身の経験を喋る場面がありましたが、学生の方々にキャリアに対する気付きを提供できる機会があるということで、すごく良い経験をさせていただいていると感じます。元々話すことは好きということもあって、講義やガイダンスの仕事、講師業が、上手く自分にはまったと思います。

話は戻りますが、ガイダンス講師の選考について、思っていた以上にしっかり選考されるのだと感じたことも印象に残っています。動画選考、面談、ロールプレイング選考を経て合格をいただいた時は、とても嬉しかったです。

本業との兼ね合いは、いかがですか?

実はKakedasでの仕事が始まるのとほぼ同時期に、本業では組織の変更から忙しくなったこともあり、「なぜ(この忙しいスケジュールの中で)ガイダンスの仕事を入れてるのだろう」と思っていた時期もあります。

ただ、いま振り返ると、やはり自分の中でガイダンス業務に対する楽しさややりがい、モチベーションがしっかりあったのだと思います。出張が必要な案件もありましたが、あまり苦ではなくて、むしろ充実感の方が大きいと感じていました。

本業の上司にもKakedasでの兼業のことは報告しており、兼業していることは周囲も理解してくれていて、会社でもよく「兼業の仕事が楽しい、楽しい」と周囲に話をしていました。その影響もあってか、「キャリアコンサルタントの資格を取得しようと思います」という後輩や先輩も増えました。Kakedasのサービスも、周りの人に結構すすめていました。

他にも、KakedasWorksの案件のお仕事をしてくださっていますよね。

はい。大学生向けの講師以外に、高校生採用の案件にも携わっています。企業の高校生採用を支援するプロジェクトで、実際に高校にも訪問しています。企業の人事担当者として、企業名を名乗りながら高校に電話してアポイントを取っていますが、本当に営業をしている感じです。

なぜ、こちらの案件に応募してくださったのですか?

まずひとつは前提として、Kakedasさんからの募集案件だったということがあります。そのうえで、案件の内容を見てみると、これまで培ってきた「コミュニケーション能力」を活かせそうな仕事だと感じました。私自身は採用活動や人事採用担当者としての経験はありませんでしたが、人事担当者として高校に出向いて会社の良さを紹介するといった活動は、自分ができそうだと思いました。

また、採用系の仕事をすることは自分自身のキャリアにもなるとも考えましたし、また、子育てしてきたこともあり、高校生に対する仕事ということでの興味や思い入れもありました。will can must というキャリアのフレームではありませんが、自分自身の中でいろいろと繋がるものがあり、応募することにしました。

KakedasWorksの仕事をしてみて、今後のキャリアイメージに変化はありましたか。

そうですね。これは未だに悩んでいることでもありますが、兼業と本業をどこでスイッチするかというのは考えているところです。仕事のやりがいであったり、家族のことであったり、お金のことであったり、考えなければいけないポイントがいくつかはありますが、個人的にはキャリアコンサルタントの活動の幅をもっと広げてやっていきたいと思っています。

キャリアコンサルタントの資格を活かした仕事は、キャリアカウンセリングが主な仕事として想起されやすいと思いますし、私も以前はそうした仕事しかないと思っていました。しかし、今回のようにキャリアガイダンスの講師や採用支援といった活動もあるのだということは、私にとって大きな気づきでした。

キャリアコンサルタントという資格をどのように活かし、どのようにキャリアを広げていくか、Kakedasでの経験も踏まえて今後も考えていこうと思います。

最後に、Kakedasに登録してよかったなと思うことはありますか?

Kakedasというプラットフォームに登録をすることによって、キャリアコンサルタントとしてのキャリアが積み上がっていくことは兼業をする上でとても有り難いです。プラットフォームに頼らず、自分で案件を獲得するとなると、口コミで紹介してもらったりホームページ作ったりする必要が出てきて、なかなか大変です。Kakedasがより発展していって、案件の種類や件数がより増えていったら、とても面白いですし、嬉しいなと思います。

あとは、忘年会に行ってKakedasの人たちにお会いできたことも、自分にとっては衝撃といいますか、良かったことです。若くて勢いのある会社だなという印象はもともと持っていたのですが、実際に代表の渋川さんにもお会いしてみると、サービスを通じてキャリアコンサルタントを世の中で活躍させたいという熱い思いを本気で持っているのだと伝わってきました。そうした熱い思いをもった渋川さんを中心に、さまざまな年齢層・キャリア経験を持った方たちがKakedasで働いていらして、しっかりと基盤づくり・仕組みづくりをやられている会社なのだなということも感じました。私自身が1社でずっと仕事してきたこともあり、世の中にはこういった新しい発想やスピード感を持って取り組んでいる会社があるのだと肌で感じることができて、とても新鮮でした。

速水さん、ありがとうございました!

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