INTERVIEW
フリーランス人事として、人事コンサルティングやキャリアコンサルティングを法人・個人に対して行っている佐藤さんにお話を伺いました。Kakedasに登録したきっかけや、実際に利用してみて感じるKakedasWorksの魅力を伺いました。
自己紹介をお願いできますでしょうか。
大学を卒業してから、接客サービス職に従事しました。幼少からピアノをしてきたのですが、就職活動の時期が就職氷河期だったこともあり、音楽で食べていくことはあまり想像できませんでした。どこかに就職できればいいなと考えた時、すぐにイメージできるのが接客サービスで、接客サービス職に従事しました。
当時の私は、仕事に対して「稼ぐ」とか「キャリアアップ」といった概念が全くなく、「どれだけ自由であるか」ということを優先していたので、まとまった金額が貯まったら旅行にいくという生活を楽しんでいました。そのため、旅行中にふと思い立って、そのまま住む家と仕事を決めて上京したのが20代後半です。
すごい決断力と行動力ですね!その後はどのようにして、人事の道へ進まれたのでしょうか?
元々趣味でヨガをやっていたこともあって、上京してから4年ほどはヨガのインストラクターをしていました。そこで大学生アルバイトの採用面接や教育を担当したことがきっかけで、人事職に興味を持ち、転職することにしました。
事業会社への人事職にキャリアチェンジしてからは、新卒採用を担当したり、社外の労務コンサルタントの方と一緒にジョブディスクリプションや評価制度を作ったり、人事としての基礎を学びました。その後、親会社に転籍し、一人人事だったところから大きな人事組織の一員になり、働き方も大きく変わりました。
転籍先の組織は、人事組織が採用と労務ではっきりと分かれており、私は採用や教育研修をメインに担当することになりました。当時はコロナで採用がストップしていたので、人材育成を強化しようと、初任者研修や管理職の初任者研修を作っていました。ただ、コロナで会社の売上が落ちてしまい先行きが怪しくなってしまったこともあり、IT企業に転職しました。
そこからどのようにして、フリーランス人事へと転向されたのですか。
転職した先では、働き方がしっくりこない部分があり、フリーランスという選択肢も良いのではないかと考えるようになりました。少し安直だったかもしれませんが、フリーランスであれば、「支えたい」と思う企業、経営者を直接支援することもできますし、自分が好きな仕事、興味のある仕事を選択する自由があるのではないかと思ったんです。自分が大切にしたいことはやはり、「選択できる自由がある」ことだと確信し、2021年の終わりにフリーランスになりました。
フリーランスになってからは、企業の採用支援や、新卒学生のサポート等、さまざまな案件を担当しながら、KakedasWorksを通じてキャリアコンサルタントとしてお仕事もさせていただいています。
キャリアコンサルタントになったきっかけについて、お伺いできますか。
率直にお話すると、人事として箔をつけたいと思ったことがきっかけです。人事の業務領域は採用・教育・労務は幅広いものです。人事にキャリアチェンジをした当時、自分は何が強みで何を目指していけばいいか考えていました。自分が得意なこと、できることを明確にしたいという気持ちがあり、色々調べたなかでキャリアコンサルタントの資格があることを知り、転籍したタイミングで資格を取得しました。
Kakedasに登録した理由についても、お教えください。
キャリアコンサルタントとしての仕事の機会が増えたらいいなと思い、登録しました。「資格は持っているけれども、実務経験がなく頭でっかちになってしまう」ということを避けたかったので、学んだことを実践する機会を得たいと思って登録しました。
KakedasWorksを通じて、どのような案件に携わられているのでしょうか。
現在は2つの案件に携わっています。ひとつは、大学生向けのキャリアガイダンスの講師、もうひとつは高卒採用の仕事です。私自身の人事キャリアは新卒採用・学生採用に携わったことから始まりましたし、若年層のキャリア支援につながる仕事には興味があったので、仕事を引き受けることにしました。
KakedasWorksを通じてお仕事されてみての感想について、教えていただけますか。
特にキャリアガイダンス講師の案件に携わっていて思うことですが、しっかりと一緒にプロジェクトにコミットしていきましょうという温度感を感じます。
我々キャリアコンサルタントも、Kakedasの担当の方も、KakedasWorksの顧客である企業の方も、上下関係があるわけではなくてお互いパートナーとして同じ目的に向かってお仕事をすることが出来ている感覚があります。
プロジェクトを通して課題や意見が出てきたときも、出来る出来ないにかかわらずKakedas担当者の方がスピード感を持って反応・対応していただけるので、安心感があります。
最後に、Kakedasの理念でもある「人生の主人公」として、今後やっていきたいことがあればお教えいただけますでしょうか。
20代から一人旅がすきで、半年ほどスーツケース一つで旅行していたこともありました。そうした経験もあって、これからは日本一周をしながら、様々な地域で個人支援をしたり書籍を出したり、自己表現のフィールドを増やしていけたら嬉しいです。