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キャリアコンサルタント向け情報
キャリアコンサルタントの仕事とは?求人の探し方・仕事内容・活躍の場を解説
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国家資格キャリアコンサルタントの資格を取って登録したものの、「どこで仕事を探せばいいのか分からない」「未経験から経験を積むにはどうすればよいか」と感じている方もいらっしゃいます。

キャリアコンサルタントの活躍の場は想像以上に多様です。企業でのキャリア面談、大学のキャリアセンターや大学生の就職支援、ハローワークを初めとする行政の就労支援機関や行政案件、リスキリングスクール。また働き方もフリーランスや副業などの選択肢があります。

記事では、キャリアコンサルタントの仕事内容や年収、実務経験の積み方から求人の探し方まで、キャリアコンサルタント資格を活かして働くための具体的な方法を解説します。

なお、キャリアコンサルタント専門のプラットフォーム「KakedasWorks」では、企業向けのキャリア面談、大学でのキャリア相談、研修講師など、多様な案件を取り扱っています。未経験からでも応募可能な案件もありますので、ぜひ活用してください。

キャリアコンサルタントとは?仕事の目的と役割

ご存じの通り、キャリアコンサルタントは個人のキャリア形成を支援する専門家です。相談者の適性や価値観、職業経験を踏まえながら、キャリアプランの設計や職業選択、能力開発などをサポートします。2016年4月に国家資格化され、現在は有資格者以外は「キャリアコンサルタント」を名乗ることは出来ません。

厚生労働省もキャリアコンサルタント資格の取得を推進しており、その背景には、雇用慣行の変化と人生100年時代の到来、またリスキリングニーズがあります。終身雇用と年功序列が崩壊して転職が当たり前のものとなり、また働く期間も長期化する中で、個人が自律的にキャリアを構築していく必要性が増しています。また、ITやAI活用を初めとするリスキリング推進も国家的なテーマとなっています。

こうした流れを受けて、キャリアコンサルタントへのニーズは個人・組織・行政といった様々な分野で拡大しています。

キャリアコンサルタントの活躍の場と仕事内容

キャリアコンサルタントが活躍できるフィールドは多岐にわたります。労働政策研究・研修機構の調査データも踏まえて、キャリアコンサルタントの主な活動領域と具体的な仕事内容を紹介します。

2022年の調査によれば、キャリアコンサルタントの主な活動の場は、企業領域が約42%と最も多く、次いで需給調整機関(ハローワークや人材紹介会社など)が約21%、学校領域が約21%となっています。2006年以降、需給調整機関領域から企業領域への転換が進んでおり、組織内でのキャリア支援ニーズが高まっていることがわかります。

以下では、それぞれの領域における具体的な仕事内容を紹介します。

参考:労働政策研究・研修機構「第2回キャリアコンサルタント登録者の活動状況等に関する調査

組織の人事部・キャリア開発部門など

キャリアコンサルタント有資格者の活動が最も多い企業領域のひとつめが、企業の人事部門での業務です。人事部門では、採用、育成、評価、配置、労務など多岐にわたる業務を担当します。また最近では、大手企業を中心に従業員のキャリア支援に力を入れる企業が増えており、従来の「研修部門」と別に「キャリア開発」等の専属チームを設立することも増えています。

こうした流れがある中で、企業の人事部門に所属する方がキャリアコンサルタント資格等を取得することは多く、結果的にキャリアコンサルタントの活動領域として多くなっています。

一方で、キャリアコンサルタントの有資格者を企業が直接雇用しに行くという流れは少ないのが現状です。ただし、キャリア自律推進の流れがある中で、組織内でキャリアコンサルティングを実施するニーズは確実に増えています。人事部門と連携しながら、従業員のキャリア支援を行う案件は今後も拡大が見込まれます。

企業におけるセルフキャリアドックやキャリア相談

上述の通り、企業におけるキャリア自律支援のニーズは増えています。その中で企業の従業員とのキャリア面談の案件も増加傾向にあります。たとえばセルフキャリアドックの導入支援や運用で、定期的に従業員と面談し、キャリアビジョンの明確化や能力開発に取り組むような案件。

また、社内に相談窓口を設置し、個々の社員のキャリアに関する相談への対応や、異動や昇進に伴うキャリア相談、育児や介護との両立相談などを担当するケースもあります。企業内でのこうしたキャリア支援によって、従業員のキャリアの不安解消、モチベーション向上、離職防止などの効果が期待されています。

近年、人材の定着とエンゲージメント向上を目的に、企業内キャリア相談を導入する企業が増えており、今後さらにニーズの拡大が見込まれる領域です。企業が直接個人と契約するケースは少ないですが、行政の実施するセルフキャリアドックの導入案件を受託している企業、またKakedasのように法人向けのキャリアコンサルティングを提供するサービスも増えていますので、こうした会社と契約する形が多くなります。

人材紹介・派遣会社でのキャリアアドバイザー、カウンセラー

人材紹介会社や就職支援会社には求職者や学生の支援を担当するキャリアアドバイザー、人材派遣会社には派遣スタッフのケアを担当するカウンセラーが多く在籍しています。業務内容は、求職者との面談、求人紹介、企業への推薦、入社後のフォロー、スタッフとの定期面談などです。これらのキャリアアドバイザーやカウンセラーが在籍中にキャリアコンサルタント資格を取得することも多く、企業の人事部門と同じようにキャリアコンサルタント有資格者の企業領域での活動量を高めています。

ただし、こうしたキャリアドバイザーやカウンセラーの仕事は「営業」的な要素もあり、純粋なキャリアコンサルティングとは異なる部分があります。また、業務委託契約のスタッフが求人紹介を実施することは、有料職業紹介の業務を定めた職業安定法に違反するという見解です。そのため、人材紹介や人材派遣会社の従業員がキャリアコンサルティング資格を取得することは多い一方で、キャリアコンサルタントを人材紹介会社がキャリアアドバイザーとして契約するニーズは少なくなっています。

行政案件(ハローワーク、職業訓練校などの就労支援機関での業務)

キャリアコンサルタント資格を取られた方にとって入りやすい業務がハローワークや職業訓練校、若者サポートステーションなどの公的就労支援機関での仕事です。これらは行政が運営し、求職者の就職支援を行います。主な業務内容は、求職者との個別相談、職業適性の診断、応募書類の添削、面接対策などです。失業者や転職希望者だけでなく、若年無業者やひきこもりの方など、多様な背景を持つ相談者に対応します。

行政案件の特徴は、利益を追求しない立場から支援できること、相談件数や多様さから実務経験を積みやすい環境があることです。社会的な意義も高い仕事であり、キャリアコンサルタントとして最初のキャリアを築く場として選ぶ方も少なくありません。

大学・専門学校などのキャリアセンター

大学や専門学校のキャリアセンターでは、学生の就職活動支援を行ってます。主な業務は、就職相談、自己分析サポート、エントリーシートの添削、面接対策、企業研究の支援などです。学生一人ひとりの適性や希望を踏まえながら、納得のいく進路選択ができるよう伴走する役割を果たします。

新卒の就活は繁閑差が大きいため、キャリアセンターの相談員は外注となっていることが多く、キャリアコンサルタントの方にとって行政案件と同様に定番の業務です。募集は有期契約が多く、年度ごとの更新となるケースが一般的です。同時に教育機関でのキャリア支援は、若年層(主に新卒学生)のキャリア形成に貢献できるやりがいのある仕事であるため、人気も高く、未経験から入るには壁がある側面もあります。

また新卒の就職支援という意味では、就職支援スクールなどのカウンセラー業務などもニーズがあります。

リスキリングスクールのキャリアカウンセラー

IT人材育成やDX推進の必要性が高まる中、リスキリング機関でのキャリアカウンセラーの需要が増えています。例えば、プログラミングスクールやデータサイエンス講座、デジタルマーケティング講座などを提供するリスキリングスクールなどがあげられます。

経済産業省の「リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業」の対象講座では、キャリア相談の提供が必須となっています。そのため、キャリアコンサルタントの契約ニーズが出ています。リスキリング推進は国の重要政策であり、数年は安定したニーズが見込まれる領域です。

研修会社の講師

HR分野における業務として、研修講師も一定のニーズがある領域です。キャリア研修、キャリアデザイン研修、若手社員研修、中堅社員研修など、キャリアに関連する研修プログラムを中心に講師として登壇する業務です。講師業務は、研修会社以外にも就職ガイダンス等でもニーズがあります。

1対1のキャリアコンサルティングとあわせて研修講師ができると、キャリア研修と個別面談を組み合わせた案件や、その他の研修など、案件の幅が広がり活躍しやすくなります。講師スキルを身につけることで、キャリアコンサルタントとしての活動領域を大きく広げることができるでしょう。

フリーランス・副業としての活動

キャリアコンサルタントに対するニーズは有期雇用や業務委託契約の案件が中心です。たとえば行政案件、行政案件や企業案件を受託している会社でのキャリア面談や講師業務、リスキリングスクールでの業務、大学・専門学校のキャリアセンターなどは、その大半が有期契約や業務委託での募集です。

そのためフリーランスとして活動する場合は、いくつかの案件を掛け持ちするケースが多いでしょう。また複数の案件を体験することで多様な相談者と関わり、幅広い経験を積むことができます。

国家資格キャリアコンサルタント専門のプラットフォーム「KakedasWorks」では、フリーランスや副業として取り組める案件を多数掲載しています。柔軟な働き方を実現しながら、キャリアコンサルタントとしてのキャリアを築くことが可能です。

キャリアコンサルタントの年収と将来性    

キャリアコンサルタントとして働く上で、年収や将来性は気になるポイントでしょう。ここでは、雇用形態別の年収データと、AI時代におけるキャリアコンサルタントの将来性について解説します。

雇用形態別の年収

労働政策研究・研修機構の調査(2023年)によると、キャリアコンサルタントの年収は雇用形態によって大きく異なります。正社員として勤務する場合、年収500万円以上の割合が高い傾向にあります。一方、非正規雇用の場合は年収100万円から500万円未満が中心となっています。

業務委託やフリーランス・個人事業主として活動する場合、年収100万円から300万円未満が多く、収入は案件数や稼働時間によって大きく変動します。複数の案件を掛け持ちし、稼働時間を増やすことで、年収を引き上げることができるでしょう。

キャリアコンサルタントが年収を向上させるためには、専門分野を確立すること、上位資格(1級・2級キャリアコンサルティング技能士)を取得すること。そして、経験やスキルを身につけ、研修講師やコンサルティングなど業務の幅を広げることが有効です。

参考:労働政策研究・研修機構「第2回キャリアコンサルタント登録者の活動状況等に関する調査(2023年)」P.23

将来性:AI時代にこそ求められる「人間力」

AI技術の進化により、多くの職業が自動化の影響を受けると言われていますが、キャリアコンサルタントはAIでは代替しにくい「人間力」が強みとなる職業です。そのため、将来性は明るいと言えるでしょう。

キャリアコンサルティングの本質は、相談者に寄り添い、共感し、傾聴することにあります。相談者の言葉の背景にある感情や価値観を理解し、本人も気づいていない強みや可能性を引き出すプロセスは、AIには難しい領域です。また、相談者の「動機づけ」や「伴走」といった継続的な支援も、人間にしかできない価値といえます。

さらに人生100年時代において、リスキリング支援やセカンドキャリア支援のニーズは今後も拡大することが予想されます。企業におけるキャリア自律支援、個人のキャリアチェンジ支援、中高年のキャリア再設計など、キャリアコンサルタントが活躍できる場面も増え続けるでしょう。AI時代だからこそ、人間にしかできない「共感力」「傾聴力」「伴走力」を持つキャリアコンサルタントの価値は、ますます高まっていくと考えられます。

但し、AIキャリアコンサルタントが既に登場していることも事実です。将来的には、AIキャリアコンサルタントに軽い相談をして方向性などを考えたうえで対面でのキャリアコンサルティングをする、またキャリアコンサルティングをしたうえでAIキャリアコンサルタントがフォローするといった流れが一般的になるでしょう。

こうした時代に「人ならではの価値」を提供できるように、単なる質問の羅列等ではない、ラポールを形成して本音を引き出す、一歩踏み込んで内省を促す、行動に転化するといった能力を磨くことが必要です。

未経験の壁を突破するには?キャリアコンサルタントとして仕事を得るための5つのコツ

キャリアコンサルタント資格を取得しても、実務経験がないことで求人応募のハードルが高いと感じる方は少なくありません。ここでは、未経験の壁を突破し、キャリアコンサルタントとして活躍するための5つのコツを紹介します。

実務経験を積む場を確保する

キャリアコンサルタントとして活躍するためには、実務経験を積むことが不可欠です。しかし、最初から理想の案件に出会うのは難しいのが現実です。とくにキャリアコンサルタントの方で希望されることが多い「大学のキャリアセンター」や「企業向けのキャリア相談」などは、実務経験を求められることも多く、未経験者には選考ハードルが高い傾向があります。

そのため、まずは条件にこだわりすぎず、キャリアコンサルティングの実績を作ることを優先しましょう。小さく始めて経験を積む、といった考え方も重要です。研修会社でのアシスタント業務、オンライン相談サービスでの副業案件など、比較的応募しやすい案件から始めることをおすすめします。「未経験可」の案件もありますので、探してみるとよいでしょう。

また、目指す案件の周辺領域で経験を積むことも有効です。たとえば、企業向けキャリア相談を目指すなら、まずは研修講師や人事サポート業務で企業との接点を作る、学生支援を目指すなら教育機関でのキャリアガイダンス補助から始めるなど、段階的にキャリアを構築していく視点が重要です。

専門性・得意分野を明確にする

キャリアコンサルタントとして差別化を図るには、専門性や得意分野を明確にすることが大切です。「誰に対して、どのような支援ができるのか」を具体的に示すことで、案件応募時に強みをアピールできます。

専門性・得意分野を明確にするには、ターゲット層を絞ることが重要です。若年層、ミドル・シニア、女性など、支援したい対象を明確にすることで、その層に特化した知識やスキルを深めていくことができます。また、IT業界、医療・福祉業界、製造業など、業界特化も有効です。特定の業界に詳しいキャリアコンサルタントとして専門性を高めることができます。

前職の経験とキャリアコンサルタント資格を組み合わせ自分のタグを作ることも重要です。たとえば、「営業経験×キャリアコンサルタント」「IT業界経験×キャリアコンサルタント」のように自分のタグを作ることで、独自の強み、専門性や得意分野をアピールしやすくなります。

ネットワークを広げる

キャリアコンサルタントの仕事は、紹介や人脈を通じて得られることも多い職種です。そのため、業界内でのネットワークを広げることが、仕事の獲得につながります。業界団体や勉強会への参加を通じて、ネットワークを広げることが重要です。主な業界団体として、全国キャリアコンサルタント協会(ACCN)、日本キャリア開発協会(JCDA)などがあります。これらの団体では、会員向けに求人情報を提供しているほか、勉強会や交流会も開催されています。

これらに加えて「KakedasWorks」のような民間のキャリアコンサルタント向けサービスも網羅しておくことをお勧めします。複数のネットワークを持つことで、案件獲得のチャンスが広がりますし、望む案件に出会える可能性も高まるでしょう。

継続学習でスキルを磨く

キャリアコンサルタント資格を取得しただけでは、仕事の依頼は来ません。資格取得後も継続的に学び続け、実践力を高めることが信頼獲得につながります。継続学習の方法としては、上位資格の取得も有効です。上位資格の取得として、1級・2級キャリアコンサルティング技能士を目指すことも有効です。また、関連資格として産業カウンセラー、メンタルヘルス・マネジメント検定などを取得することで、支援の幅が広がります。

案件獲得を目指すなら、講師スキルを磨くことや、社労士資格、ファイナンシャルプランナー資格、コーチング資格など、キャリアコンサルティングと組み合わせて活かせるスキル・資格を身につけることもおすすめです。

また、AI時代に需要が高まりつつあるのが、AI・DX関連の知識を持つキャリアコンサルタントです。企業のDX推進が加速する中、人材不足も深刻化しており、採用や育成、キャリア支援に対しての需要が高まっています。

継続学習を通じてスキルを磨き続けることで、相談者に対してより質の高い支援を提供でき、結果として仕事の依頼につながります。

複数の求人媒体・プラットフォームを活用する

案件獲得のチャンスを広げるために、複数のルートを持っておくことが重要です。「探す(検索)」と「待つ(オファー)」をバランスよく行うことで、機会を逃さずに済みます。

転職サイトやエージェント、ハローワークなどを活用して求人を探す一方で、キャリアコンサルタント専門のプラットフォームに登録してオファーを待つという方法がおすすめです。複数の媒体を活用することで、さまざまな働き方や案件に出会える可能性が高まり、自分に合った仕事を見つけやすくなるでしょう。

次のセクションでは、具体的な求人の探し方について詳しく解説します。

キャリアコンサルタント求人の探し方

キャリアコンサルタントとして仕事を得るには、複数の求人媒体を活用することが重要です。ここでは、主な求人の探し方を紹介します。

キャリアコンサルタントプラットフォーム「KakedasWorks」

KakedasWorksは、国家資格キャリアコンサルタント専門の求人プラットフォームです。キャリアコンサルタント専門のプラットフォームとして、企業や大学などの多様な案件を開拓しています。

主な案件の種類としては、次のようなものがあります。

・企業内キャリア面談
・教育機関でのキャリア相談
・オンライン相談
・研修講師

上記のように多様な求人が掲載されています。また、週1回、土日稼働といった柔軟な働き方に対応できる案件も多く、副業やフリーランスとして活動したい方にも適しています。

全国規模で実施している案件も複数あり、地方在住者でもオンライン対応案件や全国案件に応募可能です。実務未経験でも応募可能な案件があることも特徴で、これからキャリアコンサルタントとしてのキャリアをスタートしたい方にもおすすめです。

実際にKakedasWorksを通じて活動しているキャリアコンサルタントの声は、インタビュー記事(https://corp.kakedas.com/customer_reviews/consultant/)をご覧ください。

業界団体(ACCN、JCDA等)

業界団体への入会は、求人情報を得る有効な手段です。全国キャリアコンサルタント協会(ACCN)や日本キャリア開発協会(JCDA)などの団体では、会員向けに求人情報を提供しています。

業界団体に入会するメリットは、求人情報の入手だけではありません。定例会や勉強会、交流会などを通じて、同じ志を持つキャリアコンサルタント仲間とのネットワークを構築できます。このネットワークが、仕事の紹介や協業につながることも少なくありません。また、業界の最新動向や事例を学ぶ機会も多く、継続学習の場としても活用することができます。

クラウドソーシング(副業・フリーランス向け)

ランサーズ、ココナラ、クラウドワークスなどのクラウドソーシングサイトでは、業務委託の募集案件が多く掲載されています。業務委託の案件は副業・フリーランスとして小規模案件から始めやすく、またオンライン相談案件が多いでしょう。また、実績を積み重ねることで、プロフィールに評価が蓄積され、次の案件獲得につながりやすくなります。

ただし、単価が低めに設定されていることも多く、クラウドソーシングだけで安定した収入を得ることは難しい傾向があることには注意が必要です。クラウドソーシングは実務経験を積む場として活用しながら、徐々に直接契約や他の案件へとステップアップしていくことをおすすめします。

ハローワーク

ハローワーク(公共職業安定所)は、公的機関の求人が豊富に掲載されている点が特徴です。ハローワークや自治体の就労支援機関、職業訓練校、ジョブカフェなど、行政案件のキャリアコンサルタント求人を探したい方にも適しています。

ハローワークは求人者にとって無料で人材募集ができる貴重な場であるため、利益を重視しないキャリア支援事業の求人が見つけやすい傾向があります。また、「ハローワークインターネットサービス」では、必要な資格で検索する機能があるため、キャリアコンサルタント資格が求められる求人を効率的に探すことが可能です。

ただし、ハローワークに掲載されていないキャリアコンサルタントの求人も多数存在します。そのため、転職サイトやキャリアコンサルタント専門のプラットフォームなどにも並行して登録し、幅広く情報収集することをおすすめします。

転職サイト(doda、リクナビネクスト等)

dodaやリクナビなどの大手転職サイトでは、幅広い求人を閲覧できます。企業の人事部門、教育機関、人材サービス会社など、さまざまな業界の求人が掲載されています。ただし、キャリアコンサルタント専門ではないため、求人数が限られる場合もあります。雇用形態として正社員を望むようであれば、こうした転職サイト、また転職エージェントなどが有効でしょう。

「KakedasWorks」がキャリアコンサルタントに選ばれる理由    

KakedasWorksは、多くのキャリアコンサルタントに選ばれているプラットフォームです。ここでは、選ばれる3つの理由を紹介します。

理由1:キャリアコンサルタント専門の仕事マッチング

KakedasWorksの最大の特徴は、国家資格キャリアコンサルタント専門の求人プラットフォームである点です。一般的な転職サイトでは、キャリアコンサルタント資格を活かせる求人を探すのに時間がかかることがありますが、KakedasWorksではすべての案件がキャリアコンサルタント向けです。

Kakedasは上場会社グループの一員としての信用力を背景に、企業や大学などからキャリアコンサルタント向けの案件を獲得しています。企業内キャリア面談、教育機関でのキャリア相談、オンライン相談など、多様な求人が揃っており、自分の得意分野や目指すキャリアに合わせて案件を選ぶことができます。

また、自社でKakedasという日本最大級の法人向けキャリア面談サービスを展開しており、そちらでの契約ニーズも存在します。

理由2:柔軟な働き方(副業・短時間・オンライン対応)が可能

KakedasWorksでは、多様な働き方に対応した案件が豊富に揃っています。週1回~、1日数時間~といった短時間勤務の案件や土日稼働の案件もあり、本業を持ちながら副業としてキャリアコンサルタント業務に携わることも可能です。

またオンライン対応案件も充実しているため、地方在住者でも全国の案件に応募できます。さらに、全国規模で実施している案件も複数運営しており、居住地に関係なくキャリアコンサルタントとして活躍するチャンスがあります。

副業OKの案件も豊富に掲載されているため、まずは副業から始めて実務経験を積み、徐々に業務の幅を広げていくといったキャリア形成も可能です。ライフスタイルに合わせて柔軟に働けることが、多くのキャリアコンサルタントに支持されている理由の一つです。

理由3:法人向け・教育機関向けなど、幅広い領域での経験を積める

KakedasWorksでは、大学や専門学校でのキャリア相談、リスキリングスクールでの、キャリア面談業務など、幅広い領域の案件を取り扱っています。そのため、自分が目指す専門分野に応じて案件を選び、実務経験を積むことができます。

特に注目すべき点は、実務未経験でも応募可能な案件があることです。「資格は取得したものの、実務経験がないため応募できる求人が限られている」という悩みを抱えるキャリアコンサルタントにとって、KakedasWorksは最初の一歩を踏み出しやすいプラットフォームといえます。

実際にKakedasWorksを通じて活動しているキャリアコンサルタントのインタビュー記事(https://corp.kakedas.com/customer_reviews/consultant/)も公開しています。具体的な活動内容や、キャリアコンサルタントとしてのやりがいなども知ることができますので、参考にしてください。

幅広い領域で経験を積むことで、キャリアコンサルタントとしての専門性を高め、将来的なキャリアの選択肢を広げることができます。

まとめ

人生100年時代の到来やキャリア自律の推進により、今後もキャリアコンサルタントのニーズは高まり続けることが予想されます。

キャリアコンサルタントの活躍の場は、企業の人事部門、教育機関、行政の就労支援機関、リスキリングスクール、研修会社、そしてフリーランスや副業など多岐にわたります。

しかし、中には資格取得後、実務未経験からの応募はハードルが高いと感じている方もいるでしょう。未経験からキャリアコンサルタントとして活躍するためには、以下の5つのコツを押さえることが重要です。

1.実務経験を積む場を確保する
2.専門性・得意分野を明確にする
3.ネットワークを広げる
4.継続学習でスキルを磨く
5.複数の求人媒体を並行活用する

求人の探し方も、キャリアコンサルタント専門のプラットフォーム、業界団体、クラウドソーシング、ハローワーク、転職サイトなど、複数のルートを活用することで、自分に合った案件を見つけやすくなります。

特に、キャリアコンサルタント専門のプラットフォーム「KakedasWorks」では、企業内キャリア面談、教育機関でのキャリア相談、研修講師など、多様な案件を取り扱っています。週1回から、副業OK、オンライン対応など、柔軟な働き方に対応できる案件も豊富です。

キャリアコンサルタントとしての第一歩を踏み出したい方、活動の場を広げたい方は、ぜひKakedasWorksをご活用ください。

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