キャリア相談とは、仕事やキャリアに関する悩みを専門家との対話を通じて整理し、今後の方向性を明確にしていけるサービスです。転職を前提とした相談ではなく、「今の仕事を続けるべきか迷っている」「漠然とした不安はあるが、何をどう考えればいいかわからない」といった状態の方にこそ向いています。
記事では、キャリア相談でできることや転職エージェントとの違い、向いている人の特徴、相談先の種類と選び方、相談の効果を高めるポイントなどを解説します。キャリアについてモヤモヤしている方、相談先選びで迷っている方はぜひ参考にしてください。
キャリア相談とは?転職前提ではない「キャリアの整理」や「ビジョンの明確化」ができる場
キャリア相談とは、仕事内容や人間関係、キャリア形成、働き方、ワークライフバランスなど、「仕事と人生」に関する幅広い悩みを専門家との対話を通じて整理し、今後のビジョンを描いていくサービスです。
「キャリア相談=転職の相談」というイメージを持っている方もいるかもしれませんが、キャリア相談は、転職だけでなく幅広いテーマを相談するためのものです。現職でのキャリア形成、働き方の見直し、ライフイベントとの両立など、仕事を軸にした人生全般のテーマを扱うのがキャリア相談の大きな特徴です。
なお、キャリア相談は個人が申し込んで利用するだけでなく、近年は企業が従業員のキャリア自律支援やエンゲージメント向上、離職防止を目的に導入するケースも増えています。日本最大級のキャリア相談サービス「Kakedas」でも、個人向けの「Kakedasキャリア相談」に加え、企業向けの「キャリア面談プラットフォーム」を多くの企業に提供しています。
本記事では、個人向けのキャリア相談を中心に、扱えるテーマや似た言葉との違い、転職エージェントとの違いを解説します。
キャリア相談で扱えるテーマ
キャリア相談では、以下のような幅広いテーマについて相談できます。
・「今の仕事を続けていいのか」という漠然とした不安やモヤモヤ
・将来のキャリアの方向性や目標の明確化
・自分の強みや価値観の整理
・育児や介護などのライフイベントを踏まえた働き方の見直し
・職場の人間関係やマネジメントに関する悩み
・転職・現職継続・副業・異動などの選択肢の整理
悩みがうまく整理できていない状態でも問題ありません。「なんとなくモヤモヤしている」という状態であっても、専門家との対話を通じて自分でも気づいていなかった本音や課題が見えてくることがキャリア相談の大きな特徴です。
キャリアカウンセリング・キャリアコンサルティング・キャリアコーチングとの違い
キャリアカウンセリングとキャリアコンサルティングは、基本的には同様の概念です。ただし、「カウンセリング」と「コンサルティング」という単語の一般的な使われ方は以下のような傾向があります。
・カウンセリング:傾聴を中心とした対話を通じて、価値観や感情を深く掘り下げる支援。ネガティブな状態からフラットな状態へと戻す
・コンサルティング:課題や状況をヒアリングしたうえで、具体的な助言や方向性の案を提示する
・コーチング:本人の中に眠っている感情や思考、意思を、質問を中心としたアプローチで引き出す
ただし、キャリア分野では、キャリアコンサルティングも傾聴と質問を中心としたカウンセリングやコーチングに近いアプローチを取ります。なお、その意味では、一般的な「コンサルティング」として課題解決の提案的なものを期待して利用すると少しズレるケースがあります。また、コンサルティングを期待する場合は、それが可能な相手:相談テーマに関して豊富な実体験や知見を持っている人を相談相手として選びましょう。
繰り返しですが、キャリア相談を利用する際に大切なのは、自分がどのような支援を求めているかを考えておくことです。たとえば、専門的なアドバイスが欲しいのか、それとも感情や思考の整理と客観的なフィードバックが欲しいのか。それによって、相談する相手の得意分野やプロフィールを確認して選ぶことが、満足度の高い相談につながります。
「転職エージェントの相談」と「キャリア相談」は何が違うのか
転職エージェントが行うキャリア相談は、求人紹介と転職支援をしてくれるサービスです。利用者は無料で相談できますが、転職エージェントは転職が成立した際に採用企業から成果報酬を受け取るビジネスモデルで運営されています。そのため、キャリア相談という名目であっても、相談が転職前提に進みやすい構造があります。
一方、本来のキャリア相談は、転職しない選択肢も含めてフラットに検討できるものです。「現職を続ける」「社内異動を目指す」「副業を始めてみる」など、転職以外の方向性も含めて一緒に整理してもらえます。
大切なのは、自分の状況に合わせて使い分けることです。すでに転職することを決めていて、求人を紹介して欲しい場合は転職エージェントのキャリア相談が適しています。一方、まだ迷っている段階や、転職以外の選択肢も含めてキャリアを考えたい場合は、キャリア相談のほうが目的に合いやすいでしょう。
キャリア相談はこんな人におすすめ|悩みのフェーズ別に解説
キャリアの悩みは、人によって段階が異なります。ここでは悩みのフェーズを「モヤモヤ期」「選択肢検討期」「行動準備期」の3つに分けて、それぞれどのようにキャリア相談を活用できるかを解説します。
モヤモヤ期|何が不満かわからないけど、今のままでいいのか不安
「大きな不満があるわけではないけれど、なんとなく今のままでいいのか不安」こうした漠然としたモヤモヤを抱えている段階で、キャリア相談は活用できます。この段階では、悩みはあるが、明確な正体がはっきりしていないことがほとんどです。自分一人で考え続けても思考が堂々巡りになりやすく、不安だけが大きくなってしまいがちです。
モヤモヤ期のキャリア相談では、感情を言語化し、自己理解を深めることが大きな役割になります。「なぜ不安を感じているのか」「本当は何を大切にしたいのか」を、専門家との対話を通じて少しずつ言葉にしていくイメージです。
うまく言葉にできなくても大丈夫です。考えがまとまっていない状態でも、対話の中で自然と整理が進んでいきます。「何が不安なのかわからない」という方こそ、キャリア相談が役立つといえるでしょう。
選択肢検討期|転職・現職・副業…どれが自分に合っているか比較したい
「今の会社に残るべきか、転職すべきか」「副業を始めるのはどうか」「異動を希望するべきか」など、複数の方向性を比較したい段階です。この時期は一人で考えるほど堂々巡りになりやすく、利害関係のない第三者にフラットに相談できる場が役立ちます。
転職エージェントの場合、相談が転職前提で進みやすい構造がありますが、キャリア相談では相談者の状況や希望を起点に、あらゆる選択肢を一緒に整理してもらえます。「転職しない」という結論も含めて、自分自身が納得のいく判断をすることができるでしょう。
またこの時期に悩んで「えいやっ」と感情で決めてしまうと、後から後悔することも少なくありません。一度フラットな立場で質問、メリデメ等を整理して貰ったうえで、アクションプランを作ることがお勧めです。
行動準備期|方向は決まったが、何から始めればいいかわからない
キャリアの方向性はある程度決まったものの、「具体的に何から手をつけるべきかわからない」という段階です。決意はあっても最初の一歩が見えず、行動に移せないまま時間が過ぎてしまうことも少なくありません。この段階でのキャリア相談では、アクションの整理や優先順位の確認、必要に応じた自己分析の深掘りに活用できます。
たとえば「まず何をやるか」「どの順番で進めるか」「いつまでに動くか」といった具体的なステップを相談の中で明確にしていくことで、漠然とした計画を実行可能な行動に変えていくことができます。
「方向性は見えているのに動き出せない」と感じている方にとって、キャリア相談は背中を押してくれる場になるでしょう。
キャリア相談のメリット5つ
キャリア相談を活用することで得られるメリットは多くあります。ここでは、代表的な5つのメリットを紹介します。
悩みが言語化され、思考が整理される
キャリアに関する悩みは、「なんとなく不安」「漠然としたモヤモヤ」のように、自分でもうまく言葉にできないことが少なくありません。キャリア相談では、専門家との対話を通じて、言葉にできていなかった悩みが整理され、何に悩んでいるのかを言語化していくことができます。それにより、次に考えるべきことが見えやすくなります。
実際にKakedasを利用した方からも、『自分でもわからなかったもやもやした部分を見れて、すっきりしました』という声も寄せられています。(出典:Kakedas利用者の声 https://corp.kakedas.com/customer_reviews/reviews/)
自己理解が深まり、価値観が明確になる
キャリア相談では、専門家からの問いかけを通じて、自分一人では言語化できなかった価値観や強みが引き出されます。「自分が本当に大切にしていることは何か」「どんな仕事にやりがいを感じるのか」といった問いに向き合うことで、自分自身への理解が深まります。自分自身の強みが見つかることもありますし、自己理解が深まることで、キャリアの方向性を考えるときにも、自分なりの軸を持って判断しやすくなるでしょう。
利害関係のない第三者に本音で話せる
キャリアの悩みは、職場の上司や同僚、人事には話しにくいテーマです。「転職を考えていると思われたくない」「評価に影響するかもしれない」といった不安から、本音を抱え込んでしまう方は多いでしょう。
キャリア相談では、社外の第三者に相談するため、こうした心配をせずに本音で話すことができます。国家資格キャリアコンサルタントには法律上の守秘義務が課されており、相談内容が職場に漏れる心配もありません。
実際にKakedasを利用した方からも、『社内では相談を躊躇してしまう内容も話すことができたり、思いもよらない気付きがあったりととても有意義な時間でした』という声が届いています。(出典:Kakedas利用者の声 https://corp.kakedas.com/customer_reviews/reviews/)
転職以外の選択肢も含めてフラットに検討できる
キャリア相談では、転職だけでなく、現職継続・社内異動・副業・働き方の見直しなど、転職以外の選択肢もフラットに検討できます。第三者である専門家と一緒に整理することで、現職での工夫や働き方の見直しなど、自分では思いつかなかった可能性に気づけることもあります。
また、転職という選択肢を視野に入れて考えるからこそ、「社内でできる挑戦や改善」についても整理しやすくなります。「転職ありき」ではなく、自分にとって最善の選択肢を見つけたい方にとって、キャリア相談は有効な場です。
キャリアの方向性が定まり、次の一歩が見える
一人で考えていると、どうしても視野が狭くなりがちです。キャリア相談では、第三者の客観的な視点が加わり、現状・希望・課題を切り分けて考えることができます。その結果、漠然としていた不安も少しずつ言葉になり、具体的な行動計画へと整理されていきます。
実際にKakedasを利用した方からは、『自分ひとりで考えても、社内で相談してもまったく答えが出なかったのですが、今後こうしよう、の方向性がわりと定まったので、とてもとても有意義な時間でした』という声も届いています。(出典:Kakedas利用者の声 https://corp.kakedas.com/customer_reviews/reviews/)
キャリアの相談先5つの種類と特徴
キャリアの相談先は公的機関から民間サービスまでさまざまな種類があり、それぞれ目的やスタンス、費用が異なります。自分の悩みや状況に合った相談先を選ぶことが大切です。
ここでは、代表的な5つの相談先の特徴を紹介します。
公的機関(ハローワーク・ジョブカフェ・キャリア形成・リスキリング支援センター等)
公的機関は、無料でキャリア相談を受けられる窓口です。費用をかけずにまず相談してみたい方には、最初の入口として活用しやすい選択肢です。代表的な相談先として、以下のようなものがあります。
・ハローワーク:求人検索だけでなく、キャリア相談窓口での個別相談やセミナーの紹介など、幅広いサービスを無料で利用できる
・ジョブカフェ:都道府県が主体となって設置している若年者向けの就職支援施設。キャリア相談やセミナーを無料で利用できる
・キャリア形成・リスキリング支援センター:厚生労働省の委託事業として全国に拠点を置き、国家資格キャリアコンサルタントによる個別相談を無料で受けられる。在職者・求職者を問わず、転職に限らないキャリア全般の悩みに対応している
無料で専門家に相談できる点は大きなメリットですが、面談の質にばらつきが生じやすい面があることには注意が必要です。より深く継続的なサポートが必要な場合には、有料サービスの利用も検討するとよいでしょう。
転職エージェント
転職エージェントでは、キャリアアドバイザーに無料で相談することができます。求人紹介や選考対策まで一貫してサポートを受けられるため、転職の意思が固まっている方には有効な選択肢です。
ただし、前述のとおり、転職エージェントは転職成立時に採用企業から成果報酬を受け取るビジネスモデルであり、相談が転職を前提とした方向に進みがちです。そのため「転職すべきかどうかまだ迷っている」「まずはキャリアの方向性を整理したい」という段階の方には、不向きな面があります。
国家資格キャリアコンサルタントによる相談
国家資格キャリアコンサルタントは、キャリア形成の支援を専門とする国家資格保有者です。転職前提ではなく、キャリア全般の悩みをフラットに相談できることが大きな特徴です。
相談の方法としては、Kakedasのようなマッチング型サービスを利用する方法や、個人で活動するキャリアコンサルタントに直接相談する方法などがあります。マッチング型のサービスでは、相談者の状況や希望に合った専門家を選べる仕組みが整っており、相性の良い相手を見つけやすいメリットがあります。
資格を持っているかどうかだけでなく、どのような業界・職種を経験しているか、どんなテーマを得意としているかも確認しておくと、より自分に合った相談相手を選びやすくなるでしょう。
キャリアコーチング(有料)
キャリアコーチングは、自己分析から目標設定、行動計画の作成、実行までを専門のコーチが継続的に伴走するサービスです。複数回のセッションを通じてキャリアの方向性を深く掘り下げていけることが特徴で、「じっくり時間をかけてキャリアを考えたい」という方に向いています。
一方で、料金が数十万円と高額になるケースもあり、サービスごとに支援スタイルや対象年齢、得意テーマが大きく異なります。申し込む前に、自分の悩みや目的と合っているかを事前に確認することが重要です。
社内のキャリア相談窓口/上司や人事とのキャリア面談
社内にキャリア相談窓口が設置されている企業では、人事担当者やキャリア支援の担当者に相談することができます。上司との1on1ミーティングや、人事部門によるキャリア面談などを実施しているケースもあります。
社内で相談する場合、自社の制度や業務内容への理解が深いため、異動や制度活用など、直接的な解決につながりやすいことが強みです。一方で、相談相手が上司や人事という「組織側の人間」であるため、人事評価や人間関係への影響を懸念して、本音を話しにくいという構造的な課題もあります。
ただし、キャリア相談窓口を設置していない企業も多く、利用できる環境は限られるのが現状です。
相談先を選ぶポイント|3つの判断基準
キャリアの相談先は、種類によって目的やスタンス、費用が大きく異なります。自分の状況に合った相談先を選ぶために、ここでは3つの判断基準を紹介します。
転職前提か、中立的な相談か
まず確認したいのは、そのサービスが転職を前提としているかどうかです。そのうえで、自分の今の状況を見極めて相談先を検討することが必要です。転職の意思が明確であれば、求人紹介や選考対策まで一貫してサポートしてくれる転職エージェントが向いています。
まだ転職までは考えておらず、「キャリアの方向性を整理したい」「目標を明確にして行動計画を立てたい」といった段階の場合には、キャリアコーチングや国家資格キャリアコンサルタントへの相談が合いやすいでしょう。
一方、「漠然とした不安がある」「キャリアについて考えたいけれど何から始めればいいかわからない」という段階であれば、転職前提ではないキャリア相談や、公的機関の無料相談が適しています。
目的が曖昧なまま転職前提のサービスを利用すると、期待していた支援とずれてしまう可能性が高いため、自分が今どの段階にいるかを先に整理しておくことが大切です。
年代・ライフステージに合った相談員がいるか
キャリアの悩みは、年代やライフステージによって大きく異なります。20代のキャリア形成の悩みと、30〜40代のマネジメントやライフイベントとの両立に関する悩みでは、必要な知見や共感のポイントも変わってきます。
そのため、サービスによって得意とする対象層を確認することが重要です。20代の若手向け、ミドル層向け、女性のキャリアに強いサービスなど、それぞれに特色がありますので、自分の状況に応じたサービスを選ぶことが必要になってきます。自分の年齢や経験に近いバックグラウンドを持つ相談員を選べると、具体的かつ納得感のある相談につながりやすくなります。
資格の有無だけでなく、相談員がどのような業界・職種を経験してきたか、どんなテーマを得意としているかも重要な判断材料です。プロフィールや経歴を事前に確認できるサービスを選ぶと、相性の良い相談相手を見つけやすくなるでしょう。
費用と利用形態(無料・有料/単発・継続)
キャリア相談の費用は、サービスの種類や利用形態によって大きく異なります。単発の相談なのか、継続的に伴走してもらうのかによっても費用感は変わるため、面談回数・期間・フォローの有無を確認したうえで比較することが大切です。
公的機関のキャリア相談は無料で利用できます。民間の有料サービスは単発で1回数千円〜1万円程度、継続コースでは数十万円になるものまであります。
費用が高いから質が高いとは限りません。大切なのは、自分の悩みや相談目的に合ったサービスかどうかという視点で選ぶことです。「まずは一度試してみたい」という方は、無料の公的機関や単発で利用できるサービスから始めてみるのもよいでしょう。
キャリア相談の効果を高めるためのポイント
キャリア相談は、ただ受けるだけでなく、事前の準備や相談後の行動によって効果が大きく変わります。ここでは、キャリア相談の効果を高めるための4つのポイントを紹介します。
相談前にモヤモヤを簡単に整理しておく
キャリア相談をより有効に活用するために、事前に「何を相談したいのか」「今、何に迷っているのか」を簡単に整理しておくことをおすすめします。
完璧にまとめる必要はありません。たとえば、これまでの職歴や経験、気になっていること、迷っていることなどをメモ程度でも書き出しておくだけで十分です。頭の中にあるものを少しでも言葉にしておくと、限られた面談時間を有効に使うことができ、専門家との対話もより深まりやすくなります。
「何から話せばいいかわからない」という状態でも相談は可能ですが、簡単な準備をしておくだけで、相談をより有用なものにすることができるでしょう。
相談先が転職支援を前提としたサービスか事前に確認する
有料のキャリアコーチングやキャリア相談サービスの中には、実際には転職支援が中心になっているサービスもあります。そのため、申込前に公式サイトやサービス説明をよく確認し、自分の目的と合っているかを見極めることが必要です。
自分の状態や目的と、相談先のサービスの前提がずれていると、期待した支援を受けにくくなります。たとえば「まだ転職するか決めていない」「まずはキャリアの方向性を整理したい」という段階で、転職前提のサービスを選んでしまうと、相談の方向性が自分の期待とずれてしまう可能性があります。
事前に「転職以外の相談にも対応しているか」「フラットな立場で相談できるか」といった点をチェックしておくことで、自分に合ったサービスを選びやすくなります。
相談する相手との相性を確認し、合わなければ変更する
キャリア相談は対話を通じて進めるため、相談相手との相性が満足度や効果に影響します。キャリアコンサルタントのレベルが上がるほど、相性の影響は少なくなりますが、一般的にはどうしても相性の影響が残ります。だからこそ、話しやすさや価値観が合う相手を選ぶことで、相談の質が高まりやすくなります。
相談先を選ぶ際は、プロフィールや得意分野、相談実績などを事前に確認しておくと、自分に合いそうな相手を見つけやすくなります。経歴やキャリア経験が公開されているサービスであれば、「自分の悩みに近い経験を持つ人かどうか」を判断材料にすることもできます。
1人目の相談相手が合わないと感じた場合は、別のキャリアコンサルタントを試してみることも大切です。担当者を変更しやすい仕組みがあるかどうかも、サービスを選ぶ際に確認しておくとよいでしょう。
相談後のアクションを明確にする
キャリア相談で得られた気づきは、実際に行動に移して初めて効果が出ます。気をつけたいのは、相談によってモヤモヤが言語化されると「スッキリした」気持ちになり、そこで満足してしまう可能性があることです。
そうならないためにも、相談の中で見えてきた課題や方向性を、具体的なアクションプランに落とし込むことが大切です。相談の最後に、小さな一歩でも良いので「次の相談までにやること」を1つ決めるようにしましょう。
大きな目標である必要はありません。小さな一歩でも、それを積み重ねていくことが、結果的にキャリアの前進につながります。
Kakedas(カケダス)キャリア相談の特徴|転職を前提にしないキャリア相談
「Kakedas(カケダス)キャリア相談」は、国家資格キャリアコンサルタントに転職前提なしで相談できる個人向けのキャリア相談サービスです。「転職するかどうかをまだ決めていない」「キャリアについて整理したい」という段階の方でも、安心して相談できる環境が整っています。
ここでは、Kakedasキャリア相談の特徴やサービス内容を紹介します。
転職の誘導なし|100%あなたのためのキャリア相談
Kakedasキャリア相談は転職を前提とせず、100%相談者のためのキャリア相談ができることが大きな特徴です。「現職を続ける」「社内で新しい挑戦をしてみる」「副業を始めてみる」「転職を考える」など、あらゆる選択肢をフラットに検討できます。
まだ転職するかどうか決めていない方や、今の職場でできることも含めて考えたいという方にとっても、悩みを整理し、本当に納得できる方向性を一緒に考えていく場として活用できます。
全員が国家資格キャリアコンサルタント|国内最大級4,105人*
Kakedasに登録しているキャリアコンサルタントは、全員が国家資格キャリアコンサルタントの保有者です。累計の登録者数は4,105人(2026年1月末時点・延べ人数)と国内最大級の規模を誇ります。
登録者には、営業・マーケティング・管理部門・エンジニア・研究職など、多様な業界・職種のバックグラウンドを持つキャリアコンサルタントが在籍しています。また、マネジメント、出産・育児、海外駐在、独立など、ライフイベントや働き方の多様な経験を持つ方も多数登録しています。
そのため、「自分と近い経験を持つ人に相談したい」「悩んでいるテーマに詳しい人を選びたい」といったニーズにも幅広く対応できる体制が整っています。
相性の合う相談相手、相談したい相手を自分で選べる
Kakedasキャリア相談では、相談者自身が相談したいキャリアコンサルタントを選ぶ仕組みになっています。性格特性をもとに、システムが相性の良いキャリアコンサルタント10名を候補として提案、その中から1名を指名する流れです。また、経歴やキャリア経験から検索して相談相手を探すことも可能です。
「同じ業界経験の人に相談したい」「子育てとキャリアを両立してきた人の話を聞きたい」「マネジメント経験のある人に相談したい」といった希望に合わせて選べる点は、Kakedasキャリア相談ならではの仕組みです。
「自分で選んだ相手」に相談するからこそ、安心して本音を話しやすくなります。1人のキャリアコンサルタントと継続的に相談することもできますし、「違う視点の意見も聞きたい」「相性が合わない」と感じた場合は、次回から別の相談相手に変更することも自由です。
オンライン完結&1回から気軽に試せる
Kakedasキャリア相談は、すべてオンラインで完結します。場所を選ばず、自宅から気軽に相談できるため、忙しい方や地方在住の方でも利用しやすいことが特徴です。
料金はチケット制で、1回あたり9,800円から利用できます。6回チケット(1回あたり7,000円)など、複数回まとめて購入できるプランもあるため、継続的に相談したい方にも対応可能です。
「まず1回試してみて、合いそうであれば継続する」という使い方もできるため、初めてキャリア相談サービスを利用する方にも取り組みやすいサービスです。
料金やチケットの詳細はこちらのページをご覧ください。
利用の流れ
Kakedasキャリア相談は、以下の流れで利用できます。
1.診断テスト
相談者の性格特性を分析し、相性の良いキャリアコンサルタントを抽出するための診断テストを受けます。
2.分析
診断結果をもとに、相談者とキャリアコンサルタントとの相性が分析されます。
3.相談相手の提案・選択
相性の良いキャリアコンサルタント10名が提案されます。プロフィールや経歴を確認し、自分で相談したい相手を選びます。経歴やキャリア経験のキーワード検索から選ぶことも可能です。
4.相談開始
選んだキャリアコンサルタントと日時を調整し、オンラインでキャリア相談を行います。
このようにシンプルな流れで、初めての方でも迷わずに利用できる設計になっています。
利用者の声
実際にKakedasキャリア相談を利用した方からは、さまざまな声が寄せられています。ここでは、3名の方の声を紹介します。
将来のキャリアに漠然とした不安を感じていた方が、相談を通じて気持ちを整理できたという声です。
「こういった形で話を聞いていただいたのは初めての経験でした。自身の現職や将来のキャリアについて『このままでいいのかな?』ともやもやしていた部分をクリアにすることができました。今回の面談で、自分のキャリアに対しての向き合い方を見つめなおすきっかけになり、視野を広げられるいい機会になりました」
社内では相談しにくい内容も、利害関係のない専門家だからこそ安心して話せたという方からの声です。
「自分の中で考えを巡らせていた問題でしたが、話をしていくうちにどんどんと霧が晴れていきました。会社も相談できる環境はありますが、社内では相談を躊躇してしまう内容も話すことができたり、思いもよらない気付きがあったりととても有意義な時間でした」
キャリア相談を「定期的に活用するもの」として実感した方からの声です。
「面談をしてくださりありがとうございました。話やすい雰囲気と、核心を得た質問を何度も頂き考えさせられました。自分の現状を話しながら整理することで、自分が何を大事にしたいのか、自分の気持ちを再認識することができました。会社の人以外に話をする機会がなく、とても新鮮で健康診断みたいにキャリア面談は大事だと実感しています」
このほかにも多くの利用者の声を掲載しています。詳しくはKakedas利用者の声をご覧ください。
キャリア相談に関するよくある質問
Q1. 話すことが決まっていなくても相談できますか?
はい、相談できます。むしろ、モヤモヤしている段階や何に悩んでいるか自分でもよくわからない状態こそ、キャリア相談に適しています。
専門家は対話を通じて、相談者の考えや感情を一緒に整理していくプロです。「うまく話せないかもしれない」と不安に感じる必要はありません。話しているうちに、自分でも気づいていなかった本音や課題が見えてくることがキャリア相談の大きな価値です。
Q2. 転職以外の悩みも相談できますか?
はい、転職以外のテーマも幅広く相談できます。キャリア相談は転職の相談だけではありません。
たとえば、現職でのキャリア形成、社内異動、副業、スキルアップ、働き方の見直し、育児や介護との両立など、仕事と人生に関わるさまざまなテーマが対象です。特にKakedasキャリア相談は転職への誘導が一切ないため、「転職するかどうかまだ決めていない」という段階の方こそ安心して相談できます。
Q3. 相談内容が周りや知人に知られることはありますか?
いいえ、相談内容が漏れる心配はありません。
国家資格キャリアコンサルタントには、法律上の守秘義務が課されているため、相談の中で話した内容が職場や知人に漏れることはありません。そのため、社内や知人には相談しにくい悩みも安心して打ち明けることができます。
Q4. オンライン面談でも十分な効果は得られますか?
はい、オンライン面談でも十分な効果を得ることができます。
自宅など落ち着いた環境で受けられるため、むしろ対面よりもリラックスして本音を話しやすいという声もあります。場所を選ばず利用できるため、忙しい方や地方在住の方でも気軽に相談しやすい点もオンラインならではのメリットです。
まとめ
キャリア相談とは、仕事やキャリアに関する幅広い悩みを専門家との対話を通じて整理し、今後の方向性を考えていけるサービスです。転職の相談に限らず、現職でのキャリア形成や働き方の見直し、ライフイベントとの両立など、仕事を軸にした人生全般のテーマを扱えることが特徴です。
「何に悩んでいるかわからない」「転職すべきか迷っている」「方向性は見えたけれど動き出せない」など、どの段階であっても、キャリア相談は活用できます。大切なことは、相談先を選ぶ際に、転職前提かどうか、自分に合った相談員がいるか、費用や利用形態が目的に合っているかです。事前にサービスの特徴をしっかり把握しておくことが、納得のいく相談につながります。
Kakedasキャリア相談では、国家資格キャリアコンサルタントに転職前提なしでフラットに相談できます。1回から利用でき、オンラインで完結するため、キャリア相談が初めての方でも気軽に始めることができます。キャリアについてモヤモヤを感じている方は、まず一度相談してみてください。