キャリア相談サービスとは?種類・料金・選び方を解説

キャリア相談サービスとは、キャリアや仕事に関する悩みを専門家に相談できるサービスです。「今の仕事を続けるべきか」「自分に合う働き方がわからない」「マネジメントのやり方で悩んでいる」までキャリア全般の悩みを相談できます。

近年は終身雇用の前提が崩れ、働き方の選択肢も広がったことで、自分のキャリアをきちんと考えて選択していく必要があります。選択肢が広がったからこそ、方向性に迷う人も増えています。一方で、キャリアに関する悩みは上司や人事には本音を話しにくいケースも少なくありません。

記事では、キャリア相談サービスの種類や料金、利用するメリット、効果を高めるポイントまで、キャリアの専門家の視点で分かりやすく解説します。自分に合ったサービスを見つける参考にしてください。

キャリア相談サービスとは

キャリア相談サービスとは、仕事内容や人間関係、キャリア形成、働き方などに関する幅広い悩みを、専門家に相談できるサービスです。転職相談に限らず、キャリアや仕事を軸とした人生全般のテーマを扱えることが特徴です。

相談する内容が明確になっていなくても問題ありません。将来への不安や働き方のモヤモヤなど、悩みが整理できていない段階から相談できます。また、利害関係のない第三者が相手のため、評価や社内の人間関係を気にせず話せます。個人向けのキャリア相談サービスを中心に、相談できる内容や相談先の種類、選び方を解説します。

なお、企業として従業員のキャリア自律支援や相談窓口の導入を検討している方は、法人向けキャリア面談プラットフォーム「Kakedas」をご覧ください。

キャリア相談サービスで相談できること

キャリア相談サービスでは、転職の相談はもちろん、仕事やキャリアに関する人生全般の悩みを相談できます。「なんとなくモヤモヤしている」「相談内容がうまく整理できていない」という状態でも問題ありません。

具体的には、以下のようなテーマが相談の対象になります。

・将来のキャリアの方向性や、転職すべきかどうかの整理
・会社内でのキャリア形成に関する方針や行動計画の策定
・自分の強み・価値観・適性の整理や、キャリアの棚卸し
・育児・介護・副業・パートナーの転勤など、ライフイベントを踏まえた働き方の見直し
・職場の人間関係やマネジメントなど、社内では相談しにくい悩み

悩みがはっきりしていない段階でも相談できるのが、キャリア相談サービスの大きな特徴です。対話を通じて、自分でも気づいていなかった本音や課題を整理していくことができます。

転職エージェントのキャリア相談との違い

キャリア相談サービスと転職エージェントは、どちらも「キャリアの相談ができる」という点では共通していますが、目的とビジネスモデルが全く異なります。

転職エージェントは無料で利用できる反面、採用企業から成果報酬を受け取って成立しているビジネスモデルです。従って、キャリア相談とは銘打っていても「転職で解決する」「もっと良い職場がある」「転職した方が良い」という結論になりやすい構造があります。一方、キャリア相談サービスは「今の会社で頑張る」「社内異動を目指す」「副業から始めてみる」など、転職しない選択肢も含めてフラットに検討できることが特徴です。

両者の違いを整理すると、以下のとおりです。

項目 キャリア相談サービス 転職エージェントの面談
主な目的 キャリア全般の悩み解消・方向性の整理 転職先の紹介・転職活動の支援
相談範囲 将来のキャリア設計、強み・価値観の整理、転職の悩み、職場の悩みなど幅広 求人紹介、書類添削、面接対策が中心
担当者の立場 「転職しない」選択肢も含めてフラットに対応 転職活動が前提
費用負担 相談者本人(または勤務先企業)が負担するため、相談者の利益を最優先 無料(企業からの紹介手数料で運営)のため、転職を促す方向性
向いている人 まずは悩みや方向性を整理したい人、転職すべきか悩んでいる人 転職意思が固まっている人、求人紹介や選考支援を受けたい人

転職すると決めている方には転職エージェントが向いています。そして、まだ迷っている段階や、転職以外の選択肢も考えたいという方は、キャリア相談サービスが合っているでしょう。

キャリア相談サービスの種類と相談先

キャリア相談サービスにはいくつかの種類があり、それぞれ目的や特徴が異なります。自分の悩みや状況に合った相談先を選ぶことが大切です。ここでは、代表的なサービスの種類と4つの相談先について解説します。

料金の目安や向いている人を整理すると、以下のとおりです。

相談先・サービスの種類 料金目安 主な特徴・向いている人
国家資格キャリアコンサルタントによる相談 サービスにより異なる Kakedasキャリア相談:1回9,800円/60分、複数回は1回あたり7,000円~ 仕事やキャリア全般を専門家に相談したい人
有料キャリアコーチング パーソナルトレーニング型は数十万円程度になる場合* 自己分析やキャリア設計、目標設定、転職などについて、単発または継続的に支援を受けたい人
転職エージェントのキャリア面談 無料 求人紹介や応募書類の添削、面接対策など、案件を紹介してほしい、転職活動を進めたい人
公的機関の無料キャリア相談 無料 ハローワークやキャリア形成・リスキリング相談コーナーなど。費用をかけずにキャリアや就職について相談したい人

※パーソナルトレーニング型の料金はサービス・プランによって異なり、入会金が別途必要な場合があります。

国家資格キャリアコンサルタントによる相談

国家資格キャリアコンサルタントは、厚生労働大臣が認定する国家資格を持つキャリアの専門家です。転職を前提とせず、キャリア全般の悩みをフラットに相談できる点が特徴です。

相談方法としては、Kakedasのようなマッチング型のプラットフォームを利用する方法や、個人で活動するキャリアコンサルタントに直接相談する方法があります。サービスや人物によって得意テーマや対象層も異なるため、資格の有無だけでなく、担当者の経験分野や得意テーマも確認することで、自分に合った相談相手を見つけやすくなります。

なお、「キャリアコンサルタント」という名称は国家資格保有者のみが使用できる名称独占資格です。類似した名称を無資格者が名乗ることは法律で禁止されており、キャリアコンサルタントの国家資格を持っているかは、信頼できる相談先を選ぶひとつの目安になります。

有料キャリアコーチング

有料キャリアコーチングは、自己分析・目標設定・行動計画の立案まで、専門のコーチが継続的に伴走するサービスです。複数回のセッションを通じてキャリアの方向性を深く掘り下げられる点が強みです。

利用形式は大きく2種類あります。1回から利用できるスポット型(単発)と、数ヶ月にわたって継続的にサポートを受けるパーソナル型(複数回)です。「まず一度相談してみたい」という方にはスポット型、「じっくり時間をかけてキャリアを整理したい」という方にはパーソナル型が向いています。

サービスによっては転職支援までパッケージで提供されるものもあります。ただし、料金は数十万円になるケースもあるため、申込前に支援スタイル・対象年齢層・得意テーマ、サービスの方針や担当コーチの経歴・実績などを確認しておくことが大切です。

転職エージェントのキャリア面談

転職エージェントは、無料でキャリア面談を受けられる点が大きなメリットです。職務経歴の整理や市場価値の確認など、転職活動の入口としても活用できます。

前述の通り、転職エージェントは、転職が成立した際に採用企業から紹介手数料を受け取るビジネスモデルのため、転職を促す方向にアドバイスが向きがちです。転職の意思が固まっている人には有効ですが、まだ迷っている段階の場合、利用には一定の注意も必要です。

公的機関の無料キャリア相談(ハローワーク・キャリア形成・リスキリング支援センター等)

費用をかけずにまず相談したい方には、公的機関の無料キャリア相談も選択肢です。代表的なものとして、以下の2つがあります。

・ハローワーク:求人検索だけでなく、キャリア相談窓口での個別相談やセミナーの紹介など、幅広いサービスを無料で利用できます。

・キャリア形成・リスキリング支援センター/相談コーナー:厚生労働省委託事業として全国47都道府県に拠点を置き、国家資格キャリアコンサルタントによる個別相談を無料で受けられます。転職に限らないキャリア形成全般の悩みに対応しています。

費用の負担なく専門家に相談できる点は大きなメリットです。一方で、相談時間や回数に制限がある場合もあるため、深く継続的なサポートを求める場合は有料サービスの活用も検討しましょう。

キャリア相談サービスがおすすめな人

キャリア相談サービスは、転職を考えている人だけではなく、「なんとなく仕事がつらい」「このまま今のキャリアを続けていいのか」といった漠然とした悩みを抱えている人にこそ向いています。ここでは、キャリア相談サービスの利用が特におすすめな人を紹介します。

将来のキャリアに不安がある人

キャリア相談サービスは「今の仕事を続けていて良いのだろうか」「何となく成長している実感がない」など、将来のキャリアに漠然とした不安を抱えている人に向いています。

こうした悩みは原因が明確でないだけに、一人で考え続けても答えが出にくく、むしろ不安が大きくなりがちです。専門家との対話を通じて不安の正体を言語化することで、「何が引っかかっているのか」「本当は何を大切にしたいのか」が整理され、納得感のある方向性を考えやすくなります。

悩みがまとまっていない状態でも相談できるため、モヤモヤを感じ始めた早い段階での利用も有効です。

転職すべきかどうか迷っている人

「転職するか、今の会社に残るか」で悩んでいる人にも、キャリア相談サービスはおすすめです。転職エージェントは転職を前提に「求人紹介」が中心になりがちですが、キャリア相談サービスでは、転職するか残るかの二択ではなく、判断基準そのものを整理できます。

自分の価値観やキャリアプランに基づいて考えることで、感情的・突発的な判断を避け、納得のいく意思決定がしやすくなります。その結果として、転職する意思が固まったら転職エージェントに行くという使い分けがよいでしょう。

自分に合う仕事や働き方がわからずモヤモヤしている人

「やりたいことが見つからない」「自分に向いている仕事がわからない」という悩みは、一人で自己分析を進めてもなかなか答えが出にくいテーマです。

キャリア相談サービスでは、専門家と一緒に経験の棚卸しや強み・価値観の整理を行えます。自分では当たり前だと思っていたスキルや経験が、実は市場で評価される強みだったと気づけるケースも少なくありません。客観的な視点でサポートしてもらうことで、自分に合う仕事や働き方の方向性を考えやすくなるでしょう。

生活環境の変化に合わせて働き方を見直したい人

結婚、出産、育児、介護、パートナーの転勤など、ライフイベントをきっかけに働き方を見直したい方にも向いています。こうした変化は、これまでのキャリアの前提条件が変わるタイミングです。

ライフステージの変化を踏まえて、無理のない働き方やキャリア設計を一緒に考えることができます。「仕事を続けたいけれど、今までと同じ働き方は難しい」「優先順位をどう整理すればいいかわからない」といった悩みも、専門家と対話しながら中長期の視点でキャリアプランを立て直すことができます。

職場での悩みについて相談したい人

職場の人間関係やマネジメント、業務負荷など、社内では相談しにくい悩みを抱えている方にも役立ちます。

評価や人間関係への影響を心配して、上司や同僚には本音を言いにくいテーマでも、利害関係のない第三者であれば安心して話すことができます。専門家のコーチングやアドバイスを通じて、状況を客観的に整理し、改善に向けた一歩を踏み出しやすくなるでしょう。

キャリア相談サービスを利用するメリット

キャリア相談サービスを利用することで、一人で考えているだけでは得られない気づきや視点を得ることができます。ここでは、主なメリットを紹介します。

自分では気づけない価値観や基準が明確になる

キャリアの悩みを一人で考え続けていると、思考がまとまらず、漠然とした不安で前に進めなくなることも多いでしょう。専門家の問いかけを通じて、一人では言語化しにくい価値観や判断基準が引き出されやすくなります。

「なぜその仕事にモヤモヤを感じるのか」「本当は何を大切にして働きたいのか」といった問いに向き合うことで、自分の価値観が少しずつ明確になっていきます。日常業務で当たり前のようにこなしていることが、実は市場でも通用するスキルだったと気づけるケースもあります。

キャリアの方向性を客観的に整理できる

キャリアについて一人で考えていると、目の前の不満や不安によって視野が狭くなりがちです。第三者の視点が加わることで、現状・希望・課題を切り分けて整理しやすくなります。

感情だけで判断するのではなく、客観的な情報も踏まえて考えられるため、「今の職場で頑張るべきか」「転職すべきか」「社内異動はどうか」「スキルアップや副業はどうか」など複数の選択肢を冷静に比較検討できるようになります。キャリアの方向性に行き詰まりを感じているときほど、第三者の視点が入ることで思考の幅を広げることができるでしょう。

転職以外の選択肢も含めてフラットに考えることができる

キャリア相談サービスでは、転職だけでなく、現職でのキャリアアップや異動、副業、スキルアップなど幅広い選択肢をフラットに検討できます。相談を通じて、現職での工夫や働き方の見直しなど、自分では思いつかなかった可能性に気づけることもあります。

転職という選択肢を持つからこそ、社内でできる挑戦も整理することができます。焦らずに自分にとって納得のいく方向性を考えられることが、大きなメリットのひとつです。

社内では話しにくい悩みも相談しやすい

上司や同僚、人事など社内の人間には、キャリアに関する本音を話しにくいと感じている方は多いでしょう。「転職を考えていると思われたくない」「評価に影響するかもしれない」といった懸念から、悩みを抱え込んでしまうケースも少なくありません。

キャリア相談サービスでは、利害関係のない社外の専門家に相談できるため、本音を率直に話しやすい環境が整っています。相談内容は守秘義務で守られ、相談内容が職場に伝わる心配もありません。評価や人間関係を気にせず話せることで、悩みの整理が進み、前向きな意思決定につながりやすくなります。

キャリア相談サービスを利用するときの注意点

キャリア相談サービスにはメリットが多い一方で、利用する前に知っておきたい注意点もあります。ここでは、事前に知っておきたい4つの注意点を紹介します。

サービスによって相談の目的が異なる

キャリア相談サービスと一口にいっても、自己分析を重視するもの、転職支援に力を入れているもの、コーチング型で目標設定や行動計画を伴走するものなど、サービスごとにスタンスや得意分野が異なります。自分の相談目的と合わないサービスを選んでしまうと、「期待していた支援が受けられなかった」という結果になりかねません。

たとえば、「転職するかどうかをフラットに考えたい」という方が転職支援色の強いサービスを利用すると、気づかないうちに転職前提の方向で話が進んでしまうこともあります。申し込み前にサービスの方針や得意分野、担当者の経歴などを確認しておくことが大切です。

転職支援が中心のサービスもある

キャリア相談サービスの中には、実質的に転職活動の支援が主な目的となっているサービスも存在します。求人紹介やレジュメ作成・面接対策までパッケージで提供されるサービスは、転職の意思が固まっている方には有効ですが、「まだ迷っている」という段階には不向きな場合があります。

転職を前提としない相談がしたい場合は、公式サイトで「転職以外の相談にも対応しているか」「フラットな立場で相談できるか」を事前に確認しておきましょう。

コンサルタントとの相性が合わないケースもある

キャリア相談は、担当者との対話を通じて進めるものです。どれだけ専門性のあるコンサルタントやコーチでも、話しやすさや価値観の相性が合わないと感じることはあります。相性が合わないまま続けても、本音を話しにくく、相談の質は上がりにくくなります。

初回面談で「話しにくい」「悩みをうまく理解してもらえない」と感じた場合は、担当変更や別のサービスの利用も選択肢のひとつです。担当者を変更しやすい仕組みがあるかどうかも、事前に確認しておくと安心です。

1回の相談で答えが出るとは限らない

キャリアの悩みは、仕事・価値観・ライフスタイルなど複数の要素が絡み合っていることが多く、1回の相談ですぐに答えが出るとは限りません。「すぐに答えがもらえる」と期待しすぎると、かえって不満につながることもあります。

キャリア相談は、対話を重ねながら少しずつ考えを整理していくプロセスです。相談を積み重ねることで納得のいく方向性を見つけるものだと考えておくと、サービスを前向きに活用しやすくなります。

キャリア相談サービスを選ぶ5つのポイント

キャリア相談サービスは種類が多く、料金・サポート内容・担当者の専門性もサービスによって大きく異なります。ここでは、自分に合ったサービスを選ぶために押さえておきたい5つのポイントを解説します。

相談目的に合ったサービスタイプを選ぶ

キャリア相談サービスを選ぶ上で最も大切なのは、自分の相談目的に合ったサービスを選ぶことです。転職相談・キャリアの整理・働き方の見直しなど、目的によって適したサービスは変わります。

目的が曖昧なままサービスを選んでしまうと、受けられる支援とニーズがかみ合わず、期待した効果を得にくくなります。「転職するかどうかをフラットに考えたい」「転職活動を具体的に進めたい」「キャリアの方向性に悩んでいる」など、自分の状況に合ったタイプを選ぶことが満足度につながります。

まずは「自分が何を解決したいのか」を大まかにでも整理したうえで、サービスの方針や特徴を確認しましょう。

担当者の資格・実績・相性を確認する

相談を担当する人の資格や実績は、サービス選びの重要な判断材料です。キャリアコンサルタント資格の有無、相談実績、得意分野などを事前に確認しておきましょう

資格だけでなく、どのような業界・職種の経験を持っているかも確認しておきたいポイントです。たとえば、IT業界でのキャリアに悩んでいる方であれば、同業界の経験を持つ担当者の方が具体的なアドバイスを得やすいでしょう。自分の悩みに近い支援実績があるかどうかも、事前に確認しておくと安心です。

あわせて意識・確認したいのが、担当者との相性です。キャリア相談は対話を通じたサービスですので、担当者との人間的な相性がサービス品質に影響します。話しやすさや価値観が合う相手であるほど、本音を伝えやすくなります。専門性が高くても、相性が合わない相手だと相談の質は上がりにくいでしょう。

サービスによっては担当者のプロフィールや得意テーマを公開しており、自分で相談相手を選べる仕組みを採用しています。相性が合わないと感じた場合に担当者を変更できるかどうかも確認しておくと安心です。専門性・経験と相性の両面から選べる仕組みがあると、納得感のある相談につながりやすくなります。

自分の年齢層・ライフステージにあったサービスを選ぶ

サービスによっては、20代向け、ミドル層向け、女性向けなど、得意とする対象層が異なるケースがあります。自分の年齢やライフステージに合ったサービスを選ぶことが重要です。

たとえば、育児と仕事の両立に悩む女性であれば、同じような経験を持つ担当者のほうが本音も話しやすく、具体的なアドバイスも得やすいでしょう。年齢やライフステージに関わる悩みは、担当者の経験が相談の質に影響しやすいため、事前に確認しておきましょう。

サポート内容と期間を確認する

単発の相談なのか、継続的な伴走支援なのかはサービスによって異なります。自分の悩みの深さや相談したい内容に合わせて確認しておくことが大切です。

短期間で方向性を整理したい場合と、じっくり伴走してもらいたい場合では、適したサービスも変わります。面談回数、1回あたりの相談時間、サポート期間、フォローの有無などを事前に比較しておきましょう。

料金体系をチェックする

料金体系は、単発課金、回数制、月額制などサービスによってさまざまです。料金だけでなく、面談時間やサポート内容もあわせて比較することが大切です。

有料キャリアコーチングの場合、複数回のセッションがセットになったプランが多く、数万円~数十万円規模になるケースもあります。一方、単発のスポット相談であれば数千円~1万円程度で利用できるサービスもあります。

費用だけで判断するのではなく、「自分の悩みや相談目的に合ったサービスかどうか」という視点で検討することが重要です。

キャリア相談サービスの効果を高めるポイント

キャリア相談サービスは、利用の仕方によって得られる効果が大きく変わります。ここでは、相談の効果を高めるためのポイントを紹介します。

相談前に目的とキャリアの棚卸しをしておく

相談の効果を高めるためには、事前準備が大切です。「何を相談したいのか」「今、何に迷っているのか」を簡単にでも整理しておくと、限られた面談時間を有効に使うことができます。

これまでの職歴・経験・身につけたスキル・気になっていることなどを簡単に洗い出しておくと、専門家との対話が深まりやすくなるでしょう。完璧に整理する必要はなく、メモ程度でも書き出しておくと相談がスムーズに進みます。

うまく言葉にできなくても本音で話す

相談の場では、考えがうまく整理できていなくても問題ありません。感じている不安やモヤモヤ、違和感を率直に伝えることが大切です。

「うまく説明できないけれど、なんとなく今の仕事に違和感がある」といった曖昧な内容でも、そのまま話すことで対話の中で整理が進んでいきます。自分を良く見せようとせず本音で話すことが、相談の効果を高める一番のポイントです。

必要に応じて継続的に相談する

キャリアの悩みは、1回の相談ですべてが整理できるとは限りません。まずは1回試してみて、必要だと感じたときに次の相談を検討するという使い方もできます。

相談を重ねると、思考の整理と行動の振り返りが積み重なり、より深い気づきにつながりやすくなります。同じ担当者に継続して相談する場合は、これまでの経緯を共有する手間が省け、信頼関係も深まっていくでしょう。

必要な相談回数は、悩みの内容や目的によって異なります。また、キャリアの節目や、状況が変わったタイミングで改めて相談することで、方向性のズレを早めに修正しやすくなります。健康診断のように1年に1回、定期的にキャリアを見直すことも、一つの活用方法といえるでしょう。

相談後に具体的な行動に移す

相談で得た気づきは、実際に行動に移すことで初めて効果が生まれます。整理できたことをアクションプランに落とし込み、小さな一歩でも踏み出すことを意識しましょう。「情報収集を始める」「上司に相談してみる」「副業について調べてみる」など、次の相談までにやることを具体的に決めておくと、相談と行動のサイクルが生まれやすくなります。

次回の相談時に行動の結果を振り返ることで、さらに深い対話につながり、キャリアの方向性がより明確になっていきます。相談と行動をセットで繰り返すことが、キャリア相談サービスを最大限に活用するコツです。

国内最大級のキャリア相談サービス「Kakedasキャリア相談」

「転職するかどうかも含めて、フラットに相談できる場所がほしい」「自分に合う専門家にキャリアの相談をしたい」そうした方におすすめなのが、Kakedasキャリア相談です。

Kakedasキャリア相談は、国家資格キャリアコンサルタントのみが登録する国内最大級のキャリア相談プラットフォームです。多種多様な経験業界、職種、性別、年代、キャリア経験などのバックグラウンドを持つ専門家に相談できます。

性格診断を活用したマッチングで、相性の合うキャリアコンサルタント候補10人が提案され、そこからプロフィールを見て相談先を選ぶ、もしくはキーワード等で検索してキャリアコンサルタントを選ぶことができます。転職への誘導は一切なく、100%相談者のためのキャリア相談を提供しています。

国家資格キャリアコンサルタントに相談できる

Kakedasが契約しているのは、全員が国家資格キャリアコンサルタントの有資格者です。キャリアに関する相談対応の専門的な知識とスキルを持ち、相談者の状況や悩みにフラットに向き合ってくれます。

登録者数は5,005人(2026年8月5日時点・累計)と、国内最大級の規模です。営業・マーケティング・管理部門・エンジニア・研究職など多様な業界・職種の経験を持つ方に加え、マネジメントや海外駐在、副業、独立、出産・育児といったキャリアやライフイベントを経験した方も登録しています。

キャリアの悩みを初めて専門家に相談する場合、「本当に信頼できる相手なのか」という不安を感じる方もいるでしょう。国家資格キャリアコンサルタントには守秘義務があるため、相談内容が外部に漏れる心配がなく、職場や転職への本音も安心して話すことができます。

転職ありきではなくフラットに相談できる

Kakedasキャリア相談は、転職を前提としないフラットな相談ができる点も特徴のひとつです。「転職すべきかどうかわからない」「今の仕事を続けるか迷っている」といった方も専門家と対話をしながら課題を整理し、納得のいくキャリアの方向性を探ることができます。

扱うテーマは転職に限りません。今の職場でのキャリア形成や働き方の見直し、強みや価値観の棚卸し、職場の人間関係の悩みなど、キャリア全般を整理するサービスです。転職はあくまで選択肢のひとつとして、社内での挑戦や副業なども含めて検討できます。

「何を相談すればよいか分からない」という状態でも問題ありません。話しながら考えを整理していけるため、悩みがまとまっていない段階から利用できます。「まだ転職するかどうか決めていない」「今の職場でできることも含めて考えたい」という方にとって、フラットに悩みを整理できる場として活用しやすいでしょう。

自分に合う相談相手を選べる

性格特性の診断結果をもとにシステムが提案する10名の候補から、経歴・専門分野・プロフィールなどを確認した上で、自分で相談相手を選ぶことができます。「話しやすそうな相手に相談したい」「自分と近い業界経験を持つ専門家に相談したい」といった希望に合わせて選べる点は、Kakedasならではの仕組みです。相性が合わなかった場合は、次回以降に別のキャリアコンサルタントを選ぶことも可能です。

単発でも継続でも利用しやすい

Kakedasキャリア相談は、1回から利用できるスポット型の相談が可能です。「まず一度相談してみたい」「特定の悩みについてピンポイントで話したい」という方でも気軽に利用できます。

料金は以下のようになります。

・1回チケット:9,800円/回
・2回チケット:17,000円(8,500円/回)
・4回チケット:30,000円(7,500円/回)
・6回チケット:42,000円(7,000円/回)

(料金について詳しくはこちらのページをご覧ください)

複数回チケットを選ぶことで、同じキャリアコンサルタントに継続的に相談することもできます。定期的に相談を重ねることで、思考の整理と行動の振り返りが積み重なり、より深いキャリアの方向性の検討につながります。「まず1回試してみて、合いそうであれば継続する」という使い方もできるため、初めてキャリア相談サービスを利用する方にも取り組みやすいサービスです。

Kakedasキャリア相談を利用する流れ

Kakedasキャリア相談は、以下の流れで利用できます。

1.診断テスト
相談者の性格特性を分析し、相性の良いキャリアコンサルタントを抽出するための診断テストを受けます。

2.分析
診断結果をもとに、相談者とキャリアコンサルタントとの相性が分析されます。

3.相談相手の提案・選択
相性の良いキャリアコンサルタント10名が提案されます。プロフィールや経歴を確認し、自分で相談したい相手を選びます。経歴やキャリア経験のキーワード検索から選ぶことも可能です。

4.相談開始
選んだキャリアコンサルタントと日時を調整し、オンラインでキャリア相談を行います。

シンプルな流れのため、キャリア相談サービスを初めて利用する方でも迷わずに進められます。

Kakedasキャリア相談のご利用者の声・相談事例

Kakedasキャリア相談では、将来のキャリアへのモヤモヤや自分の強み、大切にしたい価値観など、さまざまなテーマについて相談できます。

考えが整理しきれていない状態でも、国家資格キャリアコンサルタントとの対話を重ねるなかで、少しずつ言語化が進んでいきます。その結果、自分では気づいていなかった視点を得られたり、次の行動につながったりしたという声が寄せられています。

ここでは、実際に利用した方の声を3つの相談事例として紹介します。

将来のキャリアへのモヤモヤを整理できた

現職や将来のキャリアに対する漠然とした不安を整理し、今後のキャリアへの向き合い方を見直すきっかけになった事例です。

■ご利用者の声
こういった形で話を聞いていただいたのは初めての経験でした。自身の現職や将来のキャリアについて「このままでいいのかな?」ともやもやしていた部分をクリアにすることができました。

今回の面談で、自分のキャリアに対しての向き合い方を見つめなおすきっかけになり、視野を広げられるいい機会になりました。ありがとうございました!!

自分の強みを客観的に捉え、今後の行動を整理できた

自分では気づきにくい特性や強みを、第三者の視点から言語化できた事例です。強みを整理したうえで、今後何に取り組むべきかを考えるきっかけにもつながっています。

■ご利用者の声
非常に感じがよく、話しやすかったです。また他者からみての自分の特性や強みを認識することができたことが良かったです。

そして1年後の自分を想像して逆算して今から何をしていくべきか、ということや、どんな目的で学んでいるのか、その方向性は正しいのかという点は今後の自分にとって非常に重要なポイントだな、と感じました。

大切にしたい価値観が明確になり、気持ちが前向きに

仕事やキャリアについて相談するなかで、自分が大切にしていることが言語化され、今後の行動にも前向きになれた事例です。

■ご利用者の声
仕事やキャリアに関するご相談をさせていただきました。自分が大切にしていることをまとめて言語化してくださったので、話を聞いていただきながら「確かにそうかも」「これは過去の経験からきているな」と思うことが多々ありました。

普段なかなか相談できない環境のため、ご相談できて非常に有意義でしたし、今後のアクションについても一緒に考えてくださったので、まずはそこから始めてみようと気持ちが前向きになりました。ありがとうございました!!

Kakedasキャリア相談に関するよくある質問(FAQ)

Q1.どのような悩みを相談できますか?

転職、キャリアプラン、職場の人間関係、ワークライフバランスなど、仕事に関する悩み全般が対象です。「悩みがまだ整理できていない」「何から話せばいいかわからない」という状態でも問題ありません。対話を通じて、考えを整理していくことができます。

Q2.転職を考えていなくても利用できますか?

利用できます。Kakedasキャリア相談は転職を前提としたサービスではないため、「今の仕事を続けるべきか迷っている」「漠然とした不安がある」といった状況でも相談可能です。転職するかどうかの判断も含めて、フラットに相談できます。対話を通じ、相談者自身が納得のいくキャリアの方向性を見つけることを大切にしています。

Q3.相談相手は自分で選べますか?

自分で選べます。性格特性の診断結果をもとに、相性の良い10名のキャリアコンサルタント候補が提案されます。その中から、経歴・専門分野・プロフィールなどを確認したうえで相談相手を選べます。

経験業界や職種、キャリア経験などのキーワードで検索して選ぶことも可能です。相性が合わなかった場合、次回以降は別のコンサルタントに変更できる仕組みも整っているため、安心して利用を続けることができます。

Q4.何回くらい利用するのがおすすめですか?

1回の相談で気づきを得られることもありますが、継続的に利用することでより深い思考の整理や行動の変化につながりやすくなります。まずは1回試してみて、必要に応じて継続するという使い方もおすすめです。

Q5.料金やチケットの仕組みはどうなっていますか?

Kakedasキャリア相談は、回数制のチケットを購入して利用する仕組みです。1回・2回・4回・6回のプランがあり、自分のペースで利用できます。料金やチケットの詳細はこちらのページをご覧ください。

まとめ

キャリア相談サービスは、転職だけでなくキャリア全般の悩みを専門家に相談できるサービスです。終身雇用の前提が崩れ、働き方の選択肢が広がった今、キャリア形成の方向性を第三者と一緒に考えられる場として注目されています。

サービスを選ぶ際は、相談目的に合ったタイプを選ぶこと、担当者の資格や実績を確認すること、自分のペースで利用できる仕組みかどうかをチェックすることが大切です。

Kakedasキャリア相談は、国家資格キャリアコンサルタントに転職前提ではないフラットな相談ができるサービスです。キャリアの悩みは一人で抱え込んでいても解決しにくいからこそ、利害関係のない専門家に話してみることが、前に進む第一歩になります。「仕事のモヤモヤを誰かに話してみたい」と感じている方は、ぜひ一度試してみてください。

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